「ラヴェルを聴いて死ね。」

現代ではもはや忘れ去られてしまった

死ぬほどの「陶酔」をあなたに。

 

おっと。なにやら物騒な話とお思いだろう。でもこれは正真正銘、本気も本気。かの名言「ナポリを観て死ね」と言った先達からのメッセージとでも言っておこうか。実はこれ、あの偉大な文豪ゲーテも「イタリア紀行」で使った至言なのだ。その真意とは一体?

 

ナポリとはイタリア中西部。ローマから南西に下った港町だ。ご存知のようにピザの聖地でもある。だが多くの美しい島々や歴史的な建造物で彩られたこの街。実は19世紀にはヨーロッパの中心地として栄えた、偉大な街だった。このナポリにかつて、偉大な魔術師が存在した。その名はラジエッラ。その名声は世界にとどろいて、あちこちから多くの恋患いの若者たちが、「死の苦しみから開放されたい」とばかりに、ナポリを訪れた。ラジエッラは何と!彼らの恋患いを「魔法の赤ワイン」で癒すことができた。そしてナポリの街独特の美しさが、さらに彼らを魅了した。こうして人々はナポリの街を「死と再生の街」と呼ぶようになった。

 

つまり「ナポリを見て死ね」とは、死の苦しみから「生まれ変わる」ことを意味する。

 

甘い恋の陶酔には、死の匂いがつきもの。あなたにも経験があるだろう。

この「死の陶酔と再生の物語」こそが、まさにラヴェルのピアノ協奏曲のストーリー。

 

あなたは今宵、ラヴェルの音楽の中に、これまで味わったことのない最高の陶酔を味わうことになるだろう。

 

そんな、あなたも知らない

忘れ去られた極上の音楽を

最高の演奏で聴く愉しみ。

 

村中大祐指揮Orchester AfiA「自然と音楽」演奏会シリーズ Vol.12 

そして…あのグローリアがやって来る。La pianista Gloria Campaner è il nuovo direttore artistico dell'Associazione Musicale Bellini

グローリア・カンパナーが再来日!ラヴェルのピアノ協奏曲を本邦初共演! 毎日新聞で特選盤となった村中大祐&カンパナーのライブを体感する今年唯一のチャンス。

益々心境著しい二人のアーティストが魅せる、ラヴェルとシューマンの夕べ。村中は今年2月、没後100周年を迎えたフランス人作曲家ドビュッシー記念公演をイタリア・カターニア・ベッリーニ歌劇場で指揮し、絶賛を博したばかり。一方カンパナーと言えば今年1月、同じく南イタリアの古都メッシーナ・ベッリーニ協会の芸術監督に就任した。

この二人が東京で再共演する。しかも、ラヴェルで。

 

 

さらに!シューマンの最も有名な交響曲を

2曲、まるごと最高のコンビで味わえる

これが最後のチャンス。

 

 

このチャンスはおそらく最初で最後だろう。何故なら現在シューマンの交響曲全曲録音が進行中の村中大祐&Orchester AfiAのコンビ。この夏に交響曲2番&4番が若林工房よりリリース予定であり、その最終公演がこのコンサートなのである。

村中大祐指揮Orchester AfiA

「自然と音楽」演奏会シリーズVol.12

Aus dem Land von Hemiolen「3:2の世界への招待状」

 

2018年9月29日(土)東京赤坂紀尾井ホール18時開演(17時半開場)

―シューマン:交響曲第1番変ロ長調作品38「春」

―ラヴェル:ピアノ協奏曲(独奏:グローリア・カンパナ-)

―シューマン:交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」

ところで。。。

村中とカンパナー。このイタリアを中心に活躍する二人のアーティストの出会いは、英国・ロンドンのカドガンホールで共演した2015年イギリス室内管弦楽団公演に遡る。当時の批評があるので、ここでご紹介しよう。【2015年3月ロンドン・カドガンホール公演批評から】

「有名な作品の、新鮮で、喜びに満ち溢れた演奏」

新しい作品の初演や聞きなれないレパートリーを聴く機会があるのは確かにエキサイティングなものかも知れないが、聴き慣れた古典作品の夕べに自らを委ねることができるなら、それは確かに素晴らしく満足の行く体験に違いない。それが音楽的な新鮮さと明確な喜びに満ち溢れた演奏となれば、なおさらのことである。当夜のカドガンホールで行われた村中大祐指揮のイギリス室内管弦楽団による19世紀初頭の作品の演奏は、まさにそういった趣の演奏会であった。

 

 ベートーヴェンは歌劇「レオノーレ」(後に「フィデリオ」と改名しているが)の為に4曲の序曲を作曲しているが、当夜の序曲は「レオノーレ第3番」として知られており、1806年の再演のために作曲された実際には2番目のバージョンである。この曲は演奏会の曲目としてしばしばプログラムに載る作品でもある。

この曲の始まりに仕掛けられた暗澹とした雰囲気は、フロレスタンの地下牢に押し込められている情景を見事に想起させる。冒頭で強奏される和音のパンチが炸裂した後、弦楽器と木管楽器のゆっくりとした四分音符の下降が不安を募らせ、推進しようとする勢いは分断され邪魔されてしまう。そこに生まれようとする波動やアクセント、そしてメロディーライン。指揮者の村中大祐はこういった要素を、冒頭から緊張感を持って人間的ドラマに仕立て上げ、後に続く「交響詩的」な情景へと見事に導いて見せた。フロレスタンが過去に経験したであろう明るく希望に満ちた時間への追憶が、ベートーヴェンの意図したエキサイティングで雄弁な表現へと、軽い足取りで正に転換されたのを目の当たりにすることができた。

イギリス室内管弦楽団の弦楽パートは実にまとまったサウンドを聴かせていた。アレグロでは温かく軽やかで、不気味な動きの導入部のアダージョとは対照的。天気のように移ろいやすいシンコペーションのパッセージは最初にはその姿を隠していたが、再現部になると再び姿を現し、このドラマティックでリズミカルな論法は見事な指揮で表現された。舞台裏に設置されたソロトランペットのファンファーレは、フロレスタンの開放を宣言するものだが、驚くほどの発音と表現力で魅了した。最初の宣言は少し遠慮がちで、二度目の宣言は喜びにあふれ、希望に満ち溢れた表現がなされた。ファゴットとフルートの掛け合いの妙はトランペットのファンファーレを補完して巧みに演奏され、リラックスした楽観主義を曲の解釈にもたらすものだった。再現部とコーダにおける村中の指揮は、音楽の圧倒的な推進力を見事に引き出して、浮揚する喜びに溢れながら英雄的な精神を謳歌するものとなった。

Daisuke Muranaka, conducting English Chamber Orchestra. Cadogan Hall, London, Britain

その後イギリス室内管弦楽団はイタリア人ピアニストのグローリア・カンパナーを迎えて、昂揚感と時折燃え上がるようなシューマンのピアノ協奏曲イ短調を演奏した。開放的で人気の演奏家、カンパナーは確かに客の心を掴む魅力にあふれ、正に個性的な協奏曲を演奏してみせたものの、決して音楽の自然な流れを失うことはなかった。彼女の眼は燃えるように輝き、時折音楽を通じて踊っているかの様な彼女の演奏は、淡いミント色のマントをあしらった透明なブラウスによって一際強調され、その霞がかかったような色調にこだまするような彼女の体の線と動きが、踊りをさらなる高みへと導いていった。

 

カンパナーは終始オーケストラの響きと一体になるようでもありながら、自身の音楽をソリスティックな場面でふんだんに描き出し、オーケストラの演奏に耳を澄まして微笑みながら、音楽の論旨を浮かび上がらせていく。

Daisuke Muranaka, conducting English Chamber Orchestra and and Italian pianist Gloria Campaner. Cadogan Hall, London, Britain

指揮者の村中大祐はその自然な指揮ぶりと魅力をもってシューマンの協奏曲全体を表現してみせたが、それを休憩後のメンデルスゾーンの「スコットランド」交響曲に於いても持続しながら、雰囲気に満ちた、しかしエレガントな味わいの作品に仕立て上げた。アンダンテ・コン・モートの物悲しいテーマが始まると、そこにはすでにこの曲の性格と表情が見事に表現され、ヴィオラとオーボエ、クラリネットとファゴット、ホルンの豊かなブレンドが美しい。スフォルツァンドのパンチが効いて、この導入部に緊張感をもたらし、対照的にアレグロ・ウン・ポコ・アジタートに入ると、クラリネットと弦楽が静かに舞踏のテーマを語り出して、まるで命が吹き込まれるかのようであった。第一楽章を通じてバランス感覚が極めて良く、荒々しく迫りくる嵐と品格を持った静けさの対比が印象的だった。

 

ヴィヴァーチェ・ノン・トロッポではその軽やかさと無限のエネルギーに魅了された。弦楽器が奏でる十六分音符のスタッカートは歯ごたえがあり、見事な正確さで演奏されたが、もう一方で静かなテーマの表現はデリケートで慈愛に満ち溢れ魅力的だ。クラリネットの冒頭部のテーマは喜びに満ちたペンタトニックとスコットランド風味のはつらつとした雰囲気だが、カリスマ性と民謡風のぶっきらぼうさが混在する表現だ。このスケルツォ楽章が静かで親密な雰囲気で終わると、ごく自然にアダージョへと移行し、それが極めて説得力のある演奏となった。瞑想的だが決して気難しくならず、力強いシーンでは付点音符が葬送音楽のジェスチャーで木管と金管に現れて、一方で第一ヴァイオリンが「無言歌」を演奏して静かな世界を歌いつづるのだった。恐らく村中は第四楽章アレグロ・ヴィヴァチッシモにおける各主題間のコントラストを、さらに明確に表現するつもりだったのだろう。第一主題は極めて攻撃的であるが、第二主題は甘い歌謡性に満ち、この曲に内包されたドラマを描き切っていた。だが同時に、ここでも村中は極めて洗練され感受性に富んだ演奏を披露して、壮大な終結部へと導いたのである。その全てにおいてイギリス室内管弦楽団のメンバーはロマン主義時代の怒涛のような不安をあおりすぎることなく、メンデルスゾーン自身を完璧に体現するかのような音楽を創り出していた。近代的でエレガントなメンデルスゾーンの姿を、である。

 

クレアー・セイモア

Claire Seymour

 

今こそホンモノの音楽を聴け!

 

ホンモノを知らないのに、つべこべ言っても始まらない。日本の音楽家が本当に世界最高レベルに到達したってことを証明してやろうじゃないか。

 

 

このように沢山のファンの方から コメントを頂戴しています。

 

  • 今回のシューマンの交響曲演奏は驚くべきものでした…

私がこの演奏会を知ったのは若林工房のメジューエワさんのページを見てです。それまでAfiAの事は知りませんでした。そんなわけで今回の演奏もメジューエワさんの協奏曲を聞くためでAfiAにはそれほど期待はしていませんでした。オーケストラは実演やレコードで何十年も聞いていますが演奏技術の良し悪しなどはよくわかりません。私の判断基準は指揮者とオーケストラと客席が一体化したような緊張感のある演奏が聴けるかどうかです。

 シューマンの交響曲第四番はフルトヴェングラー53年録音でまだLPであったときに聞き、その演奏の恐ろしさに驚き長い間聞けませんでした。それでも10年位前にはFMで聞く事もありCDも揃え普通の演奏で聞くようになりました。でもフルトヴェングラーの演奏にはまだ近寄りがたいものがあります。今回のシューマンの交響曲演奏は驚くべきものでした。音楽がうねる波のように聞く側に押し寄せては引き、ひいてはまた押し寄せるような感じでした。時間がたってしまったのでその時の感想を表わした言葉もぼんやりしていて浮かんできません。音楽が生きている、音が迫って来るだったか。でも印象は違いますがこの演奏はフルトヴェングラーで聞いた時の衝撃を思い出させました。これがシューマンの第四番なんだ、やっと巡り合えた。そんな気持ちでした。(書いていたらだんだん思い出してきました)もう一つ驚いたのは音量がすごい事。ホールに入りきらないじゃないか。良い演奏にたくさん巡り会えましたがその中でも、これとこれは素晴らしかったとすぐに言える演奏は僅かです。でもこの演奏はその中に入る演奏になると思います。ゲネプロは初めて行きました。三時間も聞き続けていられるなんて、何と贅沢な事か。ホールの前を通った時は当日券を買ってもう一度聞きたいと思いながら、今日聞きに来るお客さんはどんなに喜ぶことかと思いながら帰路につきました。

(埼玉県男性)


シューマンの4番の演奏、ベートーヴェンの7番の演奏を素晴らしいと思います。

他はまだ聴いていないので。多分、フランクだけではなく、他の作曲家や音楽について、ここまで語ってくれる方はいないと思いますので、これからもいろいろいと読ませていただけることを楽しみにしています。

(音楽愛好家、女性)


音楽のことをよくわからない私ですが、もう大興奮で帰宅しました。。。

  • シューベルトの「グレート」一時間に及ぶ長丁場の演奏でしたが、飽きるどころか 次はどんなふうに演奏をされるのかと 思わず身をのりだしていました。音楽のことをよくわからない私ですが もう大興奮で帰宅しました。四谷駅まで 春の風と 演奏の余韻に酔いながら歩きました。

(会社経営者、50代女性)


感動が!毎回、毎回。前回を鮮やかに上回っている!

  • 1曲目からF1のエンジン全開のテンションでした。ソロヴァイオニストのヴァイオリンと一体化した

個性溢れる演奏法と奏でる独創的な音色! マエストロ村中に挑み掛け合うかのようなエネルギーの交流。

音色のうねり。オーケストラの異なる音色が見事に優美に重なり調和した空間の至福。ユニークな天才シューベルトの音の素材を至福のエレガントで料理しつくして薫り高く召し上がれと差し出された。感動☆

今回は、自分の身体が指先からオーケストラの音と共鳴出来た事がファンタスティックな体験でした。

毎回「自然と音楽」演奏会シリーズに足を運び、今夜が最高だったね♪と感動を言葉に馳せながら家路を共にするのですが!その感動が!毎回、毎回。前回を鮮やかに上回っており、私たちは!何処までの高見へと感動を!至福を!享受させていただくのか! なんと!贅沢な時間を同時に享受させていただいているのか! 言葉に言い現せない至福を享受させていただいております。ここに心より御礼いたします。

(イヴェント運営者、30代女性)


「自然と音楽」演奏会Vol.9を聴きに行ってきました。。。

  • さて昨日2月18日、村中大祐氏の指揮によるOrchester AfiA「自然と音楽」演奏会Vol.9 を聴きに行ってきました。タイトルは、Frühlingstraum 「想春歌」

*メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」ロ短調 作品26(ロンドン版初稿)

*S・バーバー:ヴァイオリン協奏曲 作品14(アレーナ・バエーヴァ)

*シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D944 「グレート」

 

シューベルト、メンデルスゾーンとくれば、ああシューマンが糸を引いてるなと思うわけだけど。。。バーバーの「ヴァイオリン協奏曲」はいわく付きで、フィラデルフィアのパトロン(すごい20世紀前半のアメリカっぽい話!)から依頼されたが、第3楽章の是非で決裂したという1939年の作曲。確かにスイスで書き上げたロマン派テイストの香る第1、第2楽章と、アメリカに戻って書いた第3楽章とはかなり趣が違うが。すでに戦争前夜…。ヴァイオリンのアレーナ・バエーヴァさん(ゲルギエフの秘蔵っ子だそうです)の演奏は素晴らしくこの演奏にはもの凄く魅了されたし、オケ自体も楽章を重ねるごとに彼女に引き込まれていったのを感じた。その第3楽章だけれど、バエーヴァさんの名演もさることながら(というかそれで初めてわかったのだけど)曲としてもとても良いのだな。あるいは、と思うのだが、バーバーは確信犯的に仕掛けたのでは…なんて。

休憩を挟んで後半、シューベルトの交響曲第9番ハ長調「グレート」。シューマンいわく「天国的な長さ」ということだが、この日のOrchester AfiAの演奏は本当に素晴らしかった。ほぼ1時間にわたる演奏だったが、四季の情景を見事に描き尽くし、そして「春へ」。まさにコンサートのタイトル通りの「想春歌」。ここにたどり着くためにあえてアメリカのバーバーを入れたのかと思うと、感動もひとしお。

すっかりと心地よい脱力で昨日はそのまま寝入ってしまい、今日は10時に起きてしまった。

(画家、40代男性)


演奏家のみなさん個々にお礼を申し上げたい気分になりました。。。

  • 憧れはあっても自分が演奏出来るような音楽脳はなく、音楽について語るほど知識があるわけでもないです。

でもせっかくのAfiAのコンサートなのでなるべく経験してみようと、何か月か前にお邪魔した時に、なんとなく流れでAfiAの皆さんとしばらくの間歓談する時間がありました。あまりに素晴らしい演奏だったため

自分の質問が失礼かもしれないとは思ったのだけれど、勇気を出して「ものすごく自分が上手いと思って演奏しておられます?」と聞いてしまった。そうしたら嫌な顔もせずに「彼は、そういうタイプです」「いやいや違うでしょ」などと会話が盛り上がったのでありました。実際、AfiAの演奏家はソリストとしても立派な方が多いです。その彼らが一曲一曲に自分の解釈を持っていて、それが重なって全体の音楽になるわけだから、なんて重厚なものを聞いていることになるのだろうか、と実感が出来ました。(もちろん深く理解できるわけじゃないけど、雰囲気雰囲気)彼らにまた会いたくなったので、今度はリハーサルにお邪魔しました。事前にスケジュールをメールでいただけたので休憩時間にあわせて行くと、防音扉のところに寿美さんがお迎えに来てくださいました。リハーサル室に通していただいてホルンの真後ろの席に座ることになりました。そこで約1時間、シューベルトの交響曲「グレート」の第二楽章、それから第三楽章の半分ぐらいを聞きました。「え?もうおわり?」と思うほど時間が早く過ぎました。ですのでこの交響曲を本番で聞いた時も57分を57分とは全く感じないほど

あっという間に過ぎて行きました。ベートーベンの第九が長くて、昔のLPレコード1枚にぎりぎり入るかどうか、っていうのは聞いた事があります。指揮者によってはレコードにおさまらないと。調べてみると58分~70分ぐらいの演奏時間なので、なるほどシューベルトの「グレート」もそれに匹敵するぐらい長いのです。

自分の周囲のお客さんも「あっという間だった」と口々に感想を述べていました。ひとつひとつのメロディーがシンプルで理解しやすいからなのか、木管の響きが美しかったせいなのか、指揮者の後姿に惹きつけられたせいなのか、思い出してみるとそういう理由かしら、と思います。メンデルスゾーンもバーバーも素晴らしかったのですが、アレーナ・バエーヴァさんのバイオリンの重厚な響きは印象深かったです。サインもらえば良かった。

演奏が終わった後に演奏家のみなさん個々にお礼を申し上げたい気分になりました。そういう気持ちが湧いてくる演奏でしたけれど、なんとマエストロも団員のみなさんの間を歩きながらひとりひとりと握手をして称えているのです。これって珍しい事なのでしょう?でもそれが全く不自然ではない演奏会でした。次回のソリストはグローリア・カンパナーさん。「アルゲリッチを超える才能」ですよ?なんて挑発的なんでしょう。自分なんて、アルゲリッチを知ったのがほんの数か月前の事なので混乱していますが、聞かないわけにはいきません。

(医者、40代男性)


思わず、熱い想いがこみ上げて、あたたかい涙が。。。

  • 先日訪れた指揮者村中大祐氏率いるOrchester AfiA。そこで奏でられる弦楽器と管楽器の豊かなハーモニー。

素人ながら、誰か、何かが秀でているのではなく、完璧に重なり、創り出される音の美しさに心から感動。。。

アンコールでは、思わず、熱い想いがこみ上げて、あたたかい涙が溢れました。本物に触れることで、豊かな気持ちに満たされます。次回はクリスマスのころ。各曲の演奏が終わって、指揮者の村中さんが演奏家の方々と握手をして、功績労い、讃える姿も、お人柄を感じて手が痛くなるほど拍手をしてしまいました。村中さん、AfiAの皆様、ありがとうございました。尚、18日の演奏会は、洪水被害へのチャリティーでした。

(会社経営者、40代女性)


今後の演奏もどうか感動のあるものを。。。

  • 村中大祐様・オーケストラ・アフィアの皆様。昨晩は紀尾井ホールのコンサート、お疲れ様でした。3曲とも大いに愉しませて頂きました。プロコフィエフ、ラヴェル、そしてベートーベンと村中大祐さんの素晴らしい指揮による軽やかな演奏でくつろいで聴けました。ベートーベン7番も大変素晴らしかったです。アンコールの映画でもお馴染みのマーラーの曲も心地よく、有難うございました。今後の演奏もどうか感動のあるものを期待してます。

(大学教員・40代)


メンバーがけっこう多彩でびっくり。。。

  • オーケストラ・アフィアって初耳だなと思ったら、この指揮者の村中さんの下の集った各地のオーケストラにも所属している演奏家たちの集団らしい。メンバーがけっこう多彩でびっくりしました。この「鎮守の森・記憶の森」というイベントは今回が4回目だそうですが、神奈川県立音楽堂で開かれたのは、隣に伊勢山皇大神宮があるという要因も大きかったらしい。清浄な場所で音楽に触れ、何かを得て帰ってくれれば、という音楽会、ということでしょうか。テーマが伝説で、演目はメンデルスゾーン「美しいメルジーネの物語」序曲 / シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 / ベートーヴェン 交響曲第3番「エロイカ」の3つ。演奏中にオーケストラの席配置が変わる(ピアノが出たり引っ込んだりする)とか、全席自由席なこともあって、最前列に小学生の女の子?がお母さんと座っていたり、途中で知り合い同士らしい皆さんが席を入れ替わっていたりしていて、その辺りのゆるさもいいのですが、音楽の方は、ピアノの音とヴァイオリンの音のタイミングがぴったり合っていたり、緩急強弱がかなり効いていたりしてさすがはプロの皆さん。で、一瞬の音だしのミスが許されない緊張感的なものを感じたのがベートーヴェンの交響曲第3番。個人的には「英雄」と呼んでいる方が性に合うのですが、なんとなく、今回の演奏では、軍隊を率いる将軍(英雄)ではなく、自らの鍛え抜かれた肉体で戦う戦士(英雄)のイメージで、演奏から、将軍の一生的なものよりも、肉体の筋肉の動きとかが思い浮かんでしまう感じがするのが不思議不思議。途中で「自分がこの曲をスサノオのイメージで聴いている?」とか思ったのですが、まぁ、そういう英雄像もありかな。

(40代・男性)


瑞々しさと生命力を感じさせるオーケストラ。。。

(音楽愛好家、50代男性)


音の美しさにいつの間にか涙が。。。

  • 前回の演奏会の後私の友達が、”音の美しさに いつの間にか涙が流れていたのよ。。。”という感想をくださいました。御年85歳、彼女の感性に驚きました。

(85歳女性)


何だか涙が出て来たのよね。。。

  • 村中氏の指揮する音楽はとてもピュアーでハーモニアスでした。友人と二人で伺ったのですが、私だけかと思ったら、クラシック音楽プロデューサーの友人も“何だか涙が出てきたのよね”と話していて、ちょっとびっくりしました。

(55歳女性)


聴衆もオケも幸せそうでした。ありがとうございます。。。

  • ポジティヴなエネルギーの、素晴らしいコンサートでした。ベトーヴェンはウィーンの音で、だんだんとドナウの流れが現れてきました。 聴衆もオケも、幸せそうでした。ありがとうございます。一緒に行ったロック歌手の娘は、終わった後に【トトロみたい!】と言い、ちょっとびっくりしました。

(65歳女性)


驚きの妙技に唖然。。。

  • フィンガル、イタリアとも素晴らしいの一言、特に弦楽器の皆さんの驚きの妙技に唖然としてました。

(50代・音楽愛好家)


昨夜は大成功でしたね。。。

  • 昨夜は大成功でしたね。モーツァルトはとても趣味が良くて好演でしたよ。イタリアは、オケの能力が十分発揮されて楽しかった。

(60代・音楽評論家)


ずっと続くといいなぁ。。。

  • コンサート素晴らしかったです。この「自然と音楽」のコンサートずっと続くといいなぁ。と本当に思っています。

(40代・女性)


久しぶりのクラシックに感激して鳥肌が立ちました。。。

  • 本当に久しぶりにクラシックのコンサートで感激しました。鳥肌が立ちました。ここ何年か東響やN響のコンサートを聴きに行っていますが、こんなに感動したことはありませんでした。

(50代・女性)


音色の素晴らしいのは、アフィアは日本一かもしれません。。。

  • 素晴らしい時間を有り難うございました。リハーサルと両方を聴かせて貰うこと出来て、アフィアの底力を見せて貰えた気がします。音色の素晴らしいのは、アフィアは紀尾井シンフォニエッタにすら勝る日本一かもしれません。

(50代・音楽評論家)


今回のような「暖かいオーケストラ」を感じたのは初めて。。。

  • 今回のような「暖かいオーケストラ」を感じたのは初めてでした。村中さんの

お人柄がそのまま音となっていたような感じがしました。神奈川県立音楽堂も初めて伺いましたが、オーケストラ・アフィアのホームホールようでゆったりと楽しむことが出来ました。実は私も50数年前、その頃はまだ珍しい中学校でオーケストラをやってました。打楽器で、ティンパニーを叩いておりましたがその頃やっていた「ベートーヴェン第9・1楽章」は今でも叩くことが出来るほど音楽は素晴らしいものです。私は全ての音楽が好きですが特にクラシックは心を豊かに、贅沢にしてくれると思います。また是非そんなクラシックを聞かせて下さい。

(60代・音楽関係者・男性)


素晴らしい演奏。。。

  • 素晴らしい演奏をありがとう。

(50代・男性)


素晴らしいコンサートで、ちょっとびっくり。。。

  • 素晴らしいコンサートで、ちょっとびっくりしました。 [#ueb1f173]

(50代・作家)


とても心地よい。。。

  • とても心地よい、メンデルスゾーン的な、音楽会でした。屈託なく、しかも、ニュアンス豊かで。とりわけ、イタリアの第二楽章の結尾のチェロから引き込まれました。木漏れ日や、植物の生命を感じさせる第三楽章、第四楽章、みごとなものであったと思います。

(60代・美術評論家)


あれだけ美女が揃うとは。。。

  • 素晴らしい演奏会だった、あれだけ美女が揃った音楽会は初めてだ。

(60代・会社役員)


大感動で聴けた。。。

  • 特に目から鱗の話を一つ。7月16日(2013年)に浜離宮の朝日ホールでアフィアの第一回演奏会に行きました。その時に指揮者の村中氏が「私が幼い頃に遊んだ海・川・楽しかった思い出を音に乗せます。皆様にはどのように届きますでしょうか。お楽しみください。」と話された。曲が始まり、ゲーテではなく、「海、そして私の見た川崎」で聴いてみた。(家族で行く海水浴。その日までわくわく、はしゃぎすぎて夏風邪など引こうものなら、全員中止になる不安感。あれこれ準備してやっと出発。重い荷物を分担してやっと着いた海の広いこと。砂浜の熱さ、潮風、一生懸命泳いだのに大波に巻き込まれ、砂浜にたたきつけられた、父が助けに走ってきた。塩味で喉が痛いのを泣いた言い訳にした)。聴き終えて、父に逢いたくなった。大感動で聴けた。「まだまだ」いっぱい体験したいことはあるものだ!

(会社役員)


前半のアンコールを味わったら前半で危うく酔っ払うところだった。。。

  • 昨日はいつにも増してタクトに流麗さと歯切れの良さが上手くミックスされて聴かせましたね。バラードの味でしょうか。前菜の序曲は初物でCDも保有せず、面白い曲で上等の Vorspeise 、次の Pasta がまた品のある充分に手をかけたソースが美味しく、とっておきの赤ワインをサプライズのように味わい前半で危うく出来上がるところでしたが、そこはチャンとメインのスペースを空けておきましたのでじっくりと味わう

ことが出来ました。本格的なレストランでのメインは良いですね。CDは確か Muti を持っていたかと思いますが、矢張り純生での響きは素晴らしい。Mendelssohn がもう少し長生きしていたラ、と考えてしまいますね。

(70代・男性)


演奏はとても躍動的。。いいオーケストラです!

  • オーケストラ・アフィア(AfiA)は、コンサートマスターの三浦章宏さんが国内トップレベルのプレイヤーをアサインした室内オーケストラ。プログラムのメンバーは超豪華!凄いや。演奏会のテーマは「自然と音楽」。そして昨夜は「海、ゲーテが見たもの」と題してメンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」、モーツァルトの交響曲第36番「リンツ」、そして後半はメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」という意欲的なプログラム。演奏はとても躍動的で、澄んだ明るい音がホールの隅々まで跳び回る素晴らしいものでした。いいオーケストラです!満足度の高い夜でした。

(40代・広告会社男性)


興奮覚めやらず。。。

コンサートの後、興奮覚めやらず家路につきました。素晴らしい夜でした。

(40代・会社経営者)


観客に大きな感動を与えたのでは。。。

  • 一人一人の技量の高さ、村中さんが奏でるメンデルスゾーン、モーツァルトに観客に大きな感動を与えたのではないかと思います。

(50代・マーケティング会社役員女性)


クラシックがとても近くに感じられた。。。

  • クラシックは大好きで演奏会にもよく出かける。でも、音楽の専門家でない私たちには、クラシックコンサートというものにどこか敷居の高さを感じていた。今回はとても近くに感じられた。欲を言えば、私はファゴットなどは良く見たこともない。せっかくの機会だし楽器の紹介なども少し取り入れてくださると嬉しい。などと、気がつけば興味津々、お友達も楽しんでお帰りになったそうです。

(40代・女性)


ワクワクしました。。。

  • とても若々しく、艶々とした音楽を楽しく聴かせて頂きました。段々引き込まれるようなドライブ感(というのでしょうか、クラシックの演奏も)にワクワクしました。

(50代・建築家男性)


ヨーロッパの風景が目の前に浮かんでくるような。。。

  • ヨーロッパの風景が目の前に浮かんでくるような、情緒溢れる、そして時には迫力に満ちた、大変素晴らしい演奏に、とても感激いたしました。子ども達はピアノを習っておりましたが、なかなか上質な音楽を生で聴く機会には恵まれず、市民の趣味の音楽会くらいしか聴いておりませんでした。ですから、あのように美しく研ぎ澄まされ、一糸の乱れもない調べというのは、CDという機械が生み出すものだと思っていたようです。あの圧巻の演奏を拝聴し、それがお一人お一人の研鑽による個の努力と、皆で心を1つにする調和により、人の手で生み出されている事を学んでくれたようです。

(40代・女性)


胸が震えるような感動。。。

  • 昨日は久しぶりに素敵な音楽を堪能させていただきました。流石にメンデルスゾーンの「スコットランド」は村中さんとオーケストラが正に一体となった演奏で、特に第4楽章は指揮者・楽員が融合したような胸が震える感動を覚えました。

(70代男性)

村中大祐(指揮者)プロフィール Daisuke Muranaka couductor

Orchester AfiA(アフィア)芸術監督&CEO

イギリス室内管弦楽団(ECO)国際招聘指揮者

村中大祐は、これまでにヴェネチア・フェニーチェ歌劇場、パレルモ・テアトロ・マッシモ、新国立劇場(日本)、スイス・ザンクトガレン・オペラ・フェスティバルや英国グラインドボーンオペラ(アジア人初)などに登場し、ボーザル・ホール(ブリュッセル)、カドガン・ホール(ロンドン)、ドヴォルザーク・ホール(チェコ)、サーラ・ヴェルディ(ミラノ)等の演奏会に登場。オペラとコンサートのいずれでも世界各地で絶賛を博している。

 

国内メディアでは、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」、日本テレビ系列「深夜のコンサート」やNHKFM、NHKBS、NHK教育テレビ、TOKYO FM、FMヨコハマ、TVKなどに多数出演。またFM横浜「THE BREEZE」(ドルチェ・カンタービレ)に“ミュージック・コンシェルジュ、音のソムリエ”として2年半に亘り出演。クラシック音楽についてざっくばらんに様々な角度から紹介して好評を博した。また2016年にはBSフジの「夢の食卓」第250回を飾り、「指揮者村中大祐の世界」がオンエアされて注目を集めた。

 

2016年にはオランダのロッテルダムで開かれたクラシック音楽の祭典「Classical:NEXT」にてイノヴェーション・アワードにノミネートされ、世界3000団体から10団体の一つに村中&AfiAの「自然と音楽」演奏会シリーズが選ばれている。

 

2013年11月から英国ロンドン・カドガンホールにてイギリス室内管弦楽団(ECO)との『自然と音楽』シリーズを開始。世界的ヴィオラ奏者ユーリ・バシュメットと共演し、シェーンベルクの「浄められた夜」、ベンジャミン・ブリテンの「イリュミナシオン」などを好演し、2014年4月にはベートーヴェン「田園」などを熱演して、満場の聴衆からスタンディングオヴェーションで迎えられた。その後イギリス室内管弦楽団には、ロンドン・カドガン・ホールでの2015年、16年と再演を果たし、英国チャールズ皇太子御臨席演奏会で演奏したシューベルトの「悲劇的」とベートーヴェンの「エグモント」が英国人から絶賛され、イギリス室内管弦楽団より国際招聘指揮者というタイトルが付与されている。

 

2018年の2月はイタリア・ベッリーニ歌劇場にてドビュッシー没後100周年の公演を指揮して、その繊細な感性と色彩感に溢れる解釈が絶賛された。

 

村中は東京外国語大学ドイツ語学科を卒業後、ウィーン国立音楽大学で指揮を学び、トーティ・ダル・モンテ国際オペラコンクール指揮部門「ボッテーガ」と第1回マリオ・グゼッラ国際指揮者コンクールで、いずれも第1位を獲得。フルトヴェングラーの高弟で20世紀最高のモーツァルト指揮者、ペーター・マークの薫陶を受け、またクラウディオ・アッバードの下でも研鑽を積んでいる。

1995年、急病の師ペーター・マークに代わって、イタリア・トレヴィーゾにある「マリオ・デル・モナコ」歌劇場での公演初日2時間前に急遽抜擢されて指揮したモーツァルトの歌劇「魔笛」は、イタリア内外での話題を呼ぶ鮮烈なデビューとなった。国内では1999年に東京フィルハーモニー交響楽団でデビュー以来、NHK交響楽団をはじめとする国内主要オーケストラに招かれ、新国立劇場で指揮したモーツァルトの歌劇「魔笛」では第11回出光音楽賞(2001年)を受賞し、他にも国内有数の音楽賞を多数受賞している。

2006年~2009年横浜開港150周年記念事業「横浜オペラ未来プロジェクト」の企画・立案を行い、同プロジェクトを芸術監督として成功に導き、2013年にはオーケストラ・アフィア(AfiA)を創設。同オーケストラとは若林工房よりAfiAレーベルとしてこれまでに3種のCDが発売され、メンデルスゾーンやシューマンの交響曲全曲録音が進行中である。また、2018年に発売されたシューベルトの交響曲「グレート」の録音は毎日新聞の特選盤に選ばれている。

 

趣味は瞑想とインターネット・マーケティング。美味しいお酒と食道楽。愛犬ジョルジョ(シュナウザー3歳オス)との会話。

 

シューマンの名作交響曲2曲とラヴェルのピアノ協奏曲

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☎:045-516-6498(月~木 13時~17時のみ)

fax:045-512-8506(24時間)

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